「デジモンアドベンチャー02」への思い(16)
- もうこの頃、デジモンには何も期待しなくなっていました。
 もっとも、これは夏の映画「デジモンハリケーン(略)」のせいでもあります。
 ネットで評価を見ていると、良かったという声が多くて驚かされます。
 大輔たちがアメリカに行くという話なんですが、またあの作画です。
 それも細田監督ではないのに。もはや作画崩壊と言ってもいいレベル。
 これについてもネットでは何も聞きませんね。どうしてでしょう。
 感想を上げている人が当時小学生で、特に何も思わなかったからでしょうか(もっとも公式掲示板で、ヒカリをもっと可愛く描いてくれという書き込みは 見ました)。
 ストーリーは、アメリカ旅行に来ていたタケルとヒカリから大輔たち宛にメールが届くところから始まります。
 これを受けて、大輔たちは急遽飛行機でアメリカに向かいますが、空港とか親の説得の下りとか、そんなのはすっ飛ばしてマイレージであっさりと渡米してしまうのです。
 監督にとってはそんな下り、全く考えなかったんでしょうか。
 作画でガックリときて、更にガックリときました。
 デジタルワールドを通っていくとかは考えなかったんでしょうかね。
 このとき、始まって5分位でした。
 それで、主要キャラが勢揃いかと思ったら、タケル、ヒカリとは別行動。
 これでまたガックリ来ました。
 そして現れるウォレスとグミモン。
 細かいことは忘れましたが、なんやかんやで戦うことになりました。
 しかし、アーマー進化なのに前作の「Brave heart」が掛かりました。なんで?(「Break up!」ってどっかでかかってましたっけ)。
 そして、日本にいる旧選ばれし子どもたちにも異変が起こります。
 無理に前作キャラ出さなくてもいいのに。
 それ以外に、タケル、ヒカリの乗る列車の人々もいなくなります。
 なんか、無理に話の風呂敷を広げているような。