「デジモンアドベンチャー02」への思い(22)

  • 話を戻しますが、30話で敵は再びダークタワーからデジモンを作り出します。

    こんどは究極体のブラックウォーグレイモン。

    さっきも書きましたが、戦う相手がダークタワーデジモンなので、なんか戦っているのを見ても空しい。

    本物のデジモンではないので敵としての存在感が薄いんです。

    単純にアルケニモン、マミーモンの手下の通常のデジモンではだめだったのでしょうか。

    究極体というのもバランスを欠いています。味方のデジモンはジョグレス体でやっと完全体レベルなのだから、敵も完全体にするべきでした。

    この後、話はホーリーストーンの防衛に移ります。

    問題はホーリーストーン絡みで5話も消費してしまったこと、そしてこのホーリーストーンは複数あったことです。

    そのせいで、毎度毎度ホーリーストーンがブラックウォーグレイモンに破壊されてしまいます。

    ホーリーストーンが1個だけであれば、

    一度敵に襲撃を受ける→撃退、敵の2回目の攻撃→破壊

    というように話にメリハリが付けられたとも思うのですがね。

    ホーリーストーンの存在理由もよくわからない。

    某巨大掲示板で拾った「02」のプロットでは考えられていたようですが、実際にアニメで語られたのはホーリーストーンを破壊するとデジタルワールドが不安定になるということのみ。

    これではホーリーストーンを敵が狙う動機としては弱い。

    やっぱり、現実世界へのゲートを封印しているとかはっきりした理由が欲しかったですね。